ハプスブルクの文化を知るための71章 (エリア・スタディ−ズ)

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11世紀から第一次世界大戦後のオーストリア帝国の終焉まで、数世紀にわたり広大な領土を支配してきたハプスブルク家。ルネサンス期から19世紀末の転換期まで、文学や音楽、美術や建築、そして人々の生活様式など、その統治下で開花した文化に光を当てる。
はじめに



第Ⅰ部 ハプスブルク家の文化の源流――ブルゴーニュ公国



1 ブルゴーニュ公国――その誕生から消滅まで

2 ブルゴーニュ公国の宮廷文化――西洋宮廷文化の源流として

3 ハプスブルク家への継承――幸福な結婚がもたらしたソフト・パワー

4 形式化された精神とオーストリア・ハプスブルク家――ホイジンガの『中世の秋』から



第Ⅱ部 16~18世紀のスペイン・ハプスブルク



5 マドリード旧王宮――失われたハプスブルク時代の記憶

6 マドリードのプラサ・マヨール――スペイン・ハプスブルク家の栄華を伝える生きた歴史遺産

7 サラマンカ――大聖堂、大学、プラサ・マヨール

 [コラム1]トレド大聖堂

8 アルカラ・デ・エナーレス大学――世界初の大学都市の誕生

9 スペイン・ルネサンスの建築と彫刻――イベリア独自の展開

10 フアン・デ・エレーラ――フェリペ2世の信頼を背負った建築家、その遺産と影響

11 16~18世紀のイベリア半島の言語事情――「スペイン語」の黄金世紀とその他の言語の衰退

12 シスネロスと『コンプルテンセ版多言語対照聖書』――枢機卿、摂政、大学の創設者、聖書編者

13 「黄金世紀」の文学――輝き出る黄金の光

14 騎士道物語――現代人がいまこそ読むべき物語

15 『ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯』――作者不詳の不朽の名作

16 ミゲール・デ・セルバンテス――後世に多大な影響を与えた文豪

 [コラム2]贋作『ドン・キホーテ』後編

17 ロペ・デ・ベガ――恋愛と創作活動に耽った「自然界の怪物」

18 テルトゥリア――お喋り好きのスペイン人の集う場

19 エル・グレコ――《聖マウリティウスの殉教》ができるまで

20 ディエゴ・ベラスケス――画家と宮廷人

21 《鏡のヴィーナス》――不朽の名作、安住の地は何処

22 バルトロメ・エステバン・ムリーリョ――神聖なるものを親しみやすく

23 トマス・ルイス・デ・ビクトリア――宗教音楽に人生を捧げた大家

 [コラム3]アントニオ・デ・カベソン――オルガン音楽の父

24 スペインの守護聖人をめぐる論争――ふさわしいのは聖ヤコブか? 聖テレサか?

 [コラム4]柱の聖母の奇蹟

 [コラム5]アンダルシアの聖母マリア

25 スペインの「ハポン」さん――夢をはるかエスパニ

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